機関投資家・個人投資家の皆様にはフェアディスクロージャーの観点を踏まえた情報開示に努めてまいりたいと考えています。そのため、電話での個別問い合わせに対する回答は控え、問い合わせフォームよりお問い合わせ頂いた内容を更新していく考えです。事業進捗、パイプラインの進捗などの当社状況については、当社事業価値を毀損しない範囲での開示をプレスリリースおよび四半期開示で行ってまいります。
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これからChordiaをどう育てていきたいか、10年~20年後を見据えてどのような存在になっていたいですか?
アムジェン社やバイオジェン社のようなグローバルファーマに育てていきたいと考えています。そのためにまず2030年までに製薬会社になることを目指しています。
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CEOを含めたマネジメント層の経歴を教えてください。
「執行メンバー」をご参照ください。
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社外取締役の現状、ガバナンスについての考え方を教えてください。
ガバナンスについては、取締役5名のうち、社外取締役が4名(うち監査等委員が3名)であり、牽制機能が効いたガバナンス体制であると考えています。
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平均年齢を教えてください。
45.8歳が平均です。
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どのような事業を行っている会社でしょうか?
抗がん薬候補である低分子化合物の研究開発および臨床試験を実施している会社です。現時点は、ライセンスアウトしたパイプラインからの収益に依存していますが、将来的には自社主導での製造販売を含めて戦略的提携先と進めていきたいと考えています。
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貴社名の由来について教えて下さい。
Chordiaは和音を意味する英語のchordに由来しています。和音はいくつもの音が重なり合い、美しい音色として耳に響きます。当社メンバー一人一人の新薬開発へ向けた情熱や弛まぬ努力と、社外の皆様のご支援・ご厚意などが重なり合うことで、和音が美しい音色を奏でるように、効率的にがん領域の画期的新薬を生み出していこうという思いを社名に込めました。
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証券コードを教えてください。
「190A」となります。
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単元株は何株でしょうか?
1単元=100株となります。
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株主への還元をどのように考えていますか?
配当に関しては、現段階では想定していません。研究開発を進めて一日でも早く上市し、売上が継続して計上できるタイミングに改めて検討したいと考えています。
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為替により事業への影響はありますか?
臨床試験を米国中心で行っているため影響は受けますが、大規模な設備投資はないことから、大きな影響は受けないものと考えています。
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沈黙期間(サイレントピリオド)は設定していますか?
当社は、決算情報の漏洩を防ぎ公平性を確保するため、各四半期の決算期日の翌日から各決算発表日までの一定期間を「沈黙期間(サイレントピリオド)」と定め、IR活動を自粛しております。 この期間中、当社は、業績の見込み・実績・計画等について、特定の投資家等若しくは媒体に対するコメントをすることを控えさせて頂きます。ただし、この期間中に業績予想が大きく変動する見込みが出てきた場合には、適時開示規則に従い、適宜公表することとしております。
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今後のIR戦略の方針について教えてください。
機関投資家・個人投資家にはフェアディスクロージャーの観点を踏まえた情報開示に努めてまいりたいと考えています。そのため、電話での個別問い合わせに対する回答は控え、HPのFAQにてお問い合わせ頂いた内容を更新していく考えです。事業進捗、パイプラインの進捗などの当社状況については、当社事業価値を毀損しない範囲での開示をプレスリリースおよび四半期開示で行ってまいります。
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最新の決算資料はどこで手に入りますか?
「IRライブラリ」をご参照ください。
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ロックアップについてはどのような内容になってますか?
「IRライブラリ」の「新株式発行並びに株式売出届出目論見書」P.9をご参照ください。
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CTX-712の第一相の結果を、IR情報として発表していただけますか?
CTX-712の有効性の発表については、学会で発表したタイミングにて、プレスリリースを実施することを想定しております。学会発表を行うタイミングをお待ち頂けますと幸いです。
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CTX-712について、学会発表後に各種情報発信されるということですが、米国癌学会なのですか?
発表する学会については治験責任医師と協議の上で国内外の権威ある学会の中から選択し、各学会からの発表許可を受け、公表が認められたタイミングで情報公開をする想定です。
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今後株主総会のような形で個人投資家にも説明の場を設けて頂けますか。【12月更新】
研究開発にかかる説明会や株主懇親会の開催について、今後社内で積極的に検討していきたいと考えております。
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ファーストインクラスの定義は何ですか?
新しい作用機序を持った抗がん薬という定義です。
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低分子にこだわる理由は何ですか?
口から摂取するモダリティとして一番優れており、製造に関するリスクが低く確立された手法と考えています。
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主に注力するパイプラインは何でしょうか?
当面の間は、リードパイプラインであるCLK阻害薬CTX-712に注力する想定です。
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CTX-712では固形がんや卵巣がん患者様で有効性と結びつく可能性のある有望な遺伝子変化を見つけることができましたとのプレスリリースがありましたが、遺伝子変化の特定によるメリットおよび特許取得によるメリットを教えてください。
がんゲノム検査などによって、有効性が期待される遺伝子変化を有する患者を特定し、そのような患者に対して投与することでより高い有効性を示すことができれば、早期承認の可能性が高まると期待されます。また、がん種によらずそのような遺伝子変化を有する患者に対しても有効性を示すことができれば、投与対象が拡大できる可能性が高まると期待しています。また、当該特許取得によって、当該特許を活用した適応について独占期間が付与されることがメリットとして認識しています。
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2024年11月26日にプレス発表されたCDK12阻害薬に関する学会発表については、CDK12阻害薬が転写だけでなく、輸送にも影響するという発見なのでしょうか?【12月更新】
今回、転写に加えて新たに輸送にも影響する可能性を見出したものとご理解下さい。
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2024年11月26日にプレス発表されたCDK12阻害薬に関する学会発表において、『これらの知見は将来的にCDK12阻害薬の効果を予測しうるバイオマーカーの特定に繋がるものと期待』という説明がされていたが、これはCDK12阻害薬の効果が今はまだ評価できないということなのでしょうか?【12月更新】
CDK12阻害薬の前臨床試験での抗腫瘍効果は確認しています。今回の発表により、その効果の予測精度が高まる可能性があると当社は期待しています。
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CDK12阻害薬でバイオマーカーが特定されることによるメリットはどういったことになるのでしょうか?【12月更新】
効果を示す患者を特定し、より特定の患者に合わせた治療方法となりうる可能性があると当社は期待しています。
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阻害薬というのは、治療薬とは違うのでしょうか?【12月更新】
治療薬と阻害薬というのは表現の違いであって、双方とも治療薬を意味しています。
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いくつかあるパイプラインの中で進捗が早いのはどれでしょうか?【12月更新】
rogocekib(CTX-712)がリードパイプラインとして最も進んでおります。rogocekibについては、2027~2028年をめどに承認申請を行うことを目指しております。
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小野薬品に導出したCTX-177について、最大のマイルストン収入金額を教えてください。【12月更新】
CTX-177は2020年に小野薬品に導出しており、契約一時金8億円、最初の開発マイルストン25億円の合計33億円を受領済みです。今後、開発と販売の進捗によって最大約496憶円のマイルストンを受領する権利を有しております。
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rogocekib(CTX-712)やCTX-177に関して、直近1年をめどに公表できるカタリストなどはいつ頃どのようなものが発表される予定でしょうか?【12月更新】
rogocekib(CTX-712)については、直近で予定されているのは米国での希少疾病用医薬品指定を受けることとなります。指定を受けるタイミングとしては、2024年12月~2025年1月頃を想定しております。次のカタリストとしては、2025年後半に掛けて、国際学会での米国臨床試験の最初の中間成績の公表に向けて取り組んでおります。
また、CTX-177については、全世界における全権利を小野薬品に渡しておりますので、当社からの説明は控えさせて頂いております。 -
再発難治性AMLについては、他社も効果を出すのに苦労していると思います。他社と違い、Chordiaが効果を出せるという根拠を教えて頂けますか。【12月更新】
rogocekib(CTX-712)は、既存の抗がん薬とは異なる新しい作用機序を有しているので、既存治療で効果がなかった患者で効果が出る可能性があると期待しています。具体的には日本での第1相臨床試験において、再発難治性AML及びMDSの患者様でがん細胞が減っていることを14名中6名の患者様で確認できております。
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今後新たなパイプラインの開発については、他社と提携して進めるのでしょうか。もしくは、自社での創生を考えているのでしょうか。【12月更新】
当社5つ目のパイプラインは、大学との共同研究および外部研究受託機関を活用して創出したパイプラインとなります。今後も、新たなパイプラインの創生に際しては、大学や研究受託機関と連携して進めていくことを想定しております。
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3号パイプラインの対象がん種の「その他固形がん」とは、具体的に何でしょうか?【12月更新】
まだ研究開発が十分に進んでおらず、対象がん種は固定していないため「その他固形がん」と表現をしております。
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武田との関係性は、一株主という理解で良いでしょうか。
武田薬品工業から4つのパイプラインについてライセンス契約を締結しています。
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武田薬品工業からスピンアウトしたことにより、他製薬会社との交渉に影響はないでしょうか?
影響はありません。
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2024年7月30日に開催された創薬エコシステムサミットに参加されていますか?
第2部である連携・交流を促進するためのネットワーキング及びセミナーの開催には参加いたしました。ただし、当社は発表等を行っていないためプレスリリースは実施していません。
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政府が創薬のスタートアップ企業に1000億円規模の補助金を出すとの報道がなされたが、この創薬支援事業に応募する予定でしょうか?【12月更新】
政府が打ち出している創薬支援事業について、詳細を当社において把握出来てはおりません。今後、情報を入手したうえで、積極的な活用を検討していきたいと考えております。